ハッピー先生のお役立ちブログ

• •

人を動かす3原則③

人の立場に身を置く

デル・カーネギー人を動かす3原則の3つ目は「人の立場に身を置く」です。

この章での結論は「相手の立場に身を置いて、相手の心の中に強い欲求を起こさせること」です。

魚釣りが大好きなカーネギー先生。カーネギー先生の大好物はいちごクリームですが、魚が好物はどうしたわけかミミズです。だから?と思う方がいると思うのですが、この発想が大事なんです!魚を釣りたいときは魚が食べたいと思うようなエサを釣り針につけますよね?誰も、自分の好物であるいちごクリームを釣り針につけて魚を釣ろうとする人はいないわけです。つまり、この場合、魚の立場に立って考えているからミミズを釣り針につけるわけです。自分のことを考えて釣り針にエサをつける人はいませんよね?人間関係もこれと同じことだろとカーネギー先生は言います。

だから、人を動かすときもその人の好む物を問題にしそれを手にいれる方法を教えてあげることが大事だとカーネギー先生は言います。その方法をいろんな例を交えながら説明してくれるカーネギー先生。ここで大事なことは双方にとって利益があること。人にやる気を起こさせるには、その人にそれをやることでどんな利益が得られるかを示してあげることだと言います。

ということで、我が家の2歳になる風呂嫌いの次男にカーネギー流の方法でお風呂に入ってもらおうとやってみました。題して「カーネギー流風呂大好き大作戦!」です。

作戦はお湯を沸かした風呂に100円ショップで買ってきた金魚救い遊びができるお魚セットをまきます。そして、お風呂の時に金魚すくいをして一緒に遊ぼうよ!と息子を風呂に誘導する作戦。さあ、結果はいかに!?

結果は大成功でした!

次男は金魚すくいで遊び始め、以前よりお風呂が好きになったよう。こちらとしてもすんなりお風呂に入ってくれてありがたいです。お互いがWin-Winの結果になりました。

このように、相手の立場に立って、相手が欲しい(やりたい)と思う仕掛けや言葉がけってとっても大事なんですね!